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Wi-Fi 6の認定プログラム「Wi-Fi CERTIFIED 6」開始。WPA3が必須に

Wi-Fi CERTIFIED 6の認定ロゴ

 Wi-Fi Allianceは16日(米国時間)、次世代の無線接続規格Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)の認定プログラム「Wi-Fi CERTIFIED 6」を開始した。

 Wi-Fi CERTIFIED 6は、標準規格を満たした製品に対してメーカー間の相互運用性などを保証し、高機能なWi-Fi 6に対応した機器の区別を容易にするためのプログラム。

 Wi-Fi 6では、セキュリティ機能「WPA3」が必須要件となるほか、チャンネルを効率的に共有して低遅延でより高速なネットワークを実現する「OFDMA(直交周波数分割多元接続)」や、複数デバイスとの同時通信を可能にする「MU-MIMO」をサポート。

 加えて、160MHzの広帯域なチャンネルや1024-QAMの変調モード、通信タイミングを事前に決めることでデバイスの待機電力を削減する「Target Wake Time(TWT)」、電波を特定の方向に集中させて転送容量の向上を図る「ビームフォーミング」などの機能にも対応する。