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Apple、「iPhone 11」を9月20日に発売

iPhone 11

 Appleは11日、新プロセッサを搭載した「iPhone 11」を9月20日に発売する。税別価格は容量64GBモデルが74,800円、容量128GBモデルが79,800円、容量256GBモデルが90,800円。

 エントリーモデルでありながら、1,200万画素の広角+超広角のデュアルカメラとなり、撮影の幅が広がった。光量が少ない環境でも明るく写真が取れるナイトモードを搭載するほか、背景を削除したモノクロのポートレートが撮れる「ハイキー照明(モノ)エフェクト」を追加した。

 また、従来はシャッターボタンを長押しすると連写であったが、これがビデオへの撮影に置き換わる「QuickTake」となった。なお、そのままビデオ撮影を継続する場合は右へスワイプする。前面カメラも120fpsのスローモーション撮影に対応。同社はこれを「スローフィー」と呼んでいる。

 4K動画撮影にも対応し、映画クオリティのビデオ撮影のみならず、編集も本体のみで完結できるとしている。

デュアルカメラを搭載した
映画クオリティのビデオ撮影が可能

 前面/背面ガラスは二重のイオン交換プロセスで強化されたガラスとなり、「スマートフォンの中で最も頑丈なガラス」としている。加えて、水深2mで30分間の浸水に耐えられる防水性能を備えた。

 プロセッサは新設計の「A13 Bionic」となり、スマートフォントップクラスの性能がさらに向上した一方で、消費電力が低減。バッテリ駆動時間は従来のiPhone XRより最大1時間延長したとしており、ローカルビデオ再生で最大17時間、ストリーミングビデオ再生で最大10時間、オーディオ再生で最大65時間となっている。

A13 BionicのCPU性能
A13 BionicのGPU性能
スマートフォンで高いクオリティの3Dゲームが可能になった

 ディスプレイは1,792×828ドット表示対応の6.1型。1,400:1のコントラスト比、最大625cd/平方mの輝度などが特徴。インターフェイスは、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0、NVC、FeliCa、GPS/GNSS、電子コンパス、Face ID、気圧計、3軸ジャイロ、加速度センサー、近接センサー、環境光センサー、Lightning端子など。

 対応バンドは、FDD-LTEが1/2/3/4/5/7/8/11/12/13/17/18/19/20/21/25/26/28/29/30/32/77、TD-LTEが34/38/39/40/41/42/46/48、CDMA EV-DO Rev.Aが800/1,900MHz、UMTS/HSPA+/DC-HSDPAが850/900/1,700/2,100/1,900/2,100MHz、GSM/EDGEが850/900/1,800/1,900MHz。

 本体サイズは75.7×150.9×8.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は194g。