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ECS、来年投入予定の小型PC「LIVA Z3」シリーズを展示

 ECSは8月21日、おもにビジネスパートナーに向けた事業説明会を都内で開催し、自社の取り組みや展望などを紹介した。

 最近の日本でのECSと言えば、販売代理店としてリンクスインターナショナルが取り扱っている「LIVA」シリーズの存在感が大きく、小型PCおよびベアボーンとして人気を得ている。会場には来年(2020年)登場予定の「LIVA Z3 PLUS」および「LIVA Z3E PLUS」が展示されていたので、写真で紹介したい。

LIVA Z3 PLUS

LIVA Z3 PLUS

 「LIVA Z3 PLUS」の本体サイズは117×128×32mm(幅×奥行き×高さ)と、LIVA Z Proとほぼ同型のサイズ。会場に設置されていたのはモックアップだったようで、通電もされていなかったが、スペックとしては、CPUに次世代のCore iシリーズ、メモリがDDR4-2400 SO-DIMM×2、ストレージはM.2 2280で拡張用を含めると2基あるようだ。

 Wi-FiはIEEE 802.11ac無線LANでBluetooth 4.2をサポート。Gigabit Ethernetを2基備えている。映像出力端子はHDMI 2.0とMini DisplayPortの2系統。汎用ポートにはUSB 3.0×4(1基はType-C)

LIVA Z3E PLUS

LIVA Z3E PLUS

 「LIVA Z3E PLUS」のサイズは117×128×49.9mm(同)で、どちらかと言えばLIVA Z2(132×118×56.4mm)に近い大きさとなっている。パラレルポートが2基あるなど、業務用途を意識した作りをうかがわせた。

 前述のLIVA Z3 PLUSと同じく、次世代Core iシリーズを採用。メモリも同構成でDDR4-2400 SO-DIMM×2。ただ、筐体に余裕がある分、M.2 2280だけでなく、2.5インチHDDも搭載可能。こちらも拡張用にM.2 2280スロットがもう1基あり、SSDまたはHDMIキャプチャカードを実装できるようだ。

 インターフェイスはIEEE 802.11ac無線LAN、Bluetooth 4.2、Gigabit Ethernet×2、HDMI 2.0、HDMI入力(キャプチャカード用)、Mini DisplayPort、USB 3.0×4(1基はType-C)という構成となっていた。