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Intel、最大5GHz/8コア/16スレッドのノート向け第9世代Core

 Intelは23日(現地時間)、最大で5GHz/8コア/16スレッドに達したゲーミングノートPC向けCPU「第9世代Coreモバイルプロセッサ」を発表した。

 エンスージアスト向けに開発され、上位のCore i9-9980HKはデスクトップ向けCPUと同様に8コア/16スレッドとなった。また、Turbo Boost Technology 2.0をサポートし、シングルコアのブーストクロックは最高で5GHzに達した。

 上位モデルのCore i7-9750Hでも、3年前のCore i7-6700HQと比較してゲーム性能が最大で56%、起動速度が38%向上。4Kビデオ編集も最大で54%高速化し、総合性能の向上は33%に達するという。

 プラットフォームとしてはWi-Fi 6(GIG+)への対応も謳われており、転送速度を向上させレイテンシを低減。また、QLC 3D NANDを使ったSSDつきOptaneメモリーを利用すればゲームのロード時間なども短縮できるとしている。

 ラインナップは6モデルとなっており、一例として最上位のCore i9-9980HKは、8コア/16スレッド、ベースクロックが2.4GHz、Turbo Boostクロックが5GHz、TDPが45W、対応メモリがDDR4-2666などとなっている。

モバイル向けのラインナップ
Core i7-9750HとCore i7-6700HQの比較
Wi-Fi 6への対応が謳われている
QLC 3D NANDを使ったSSDつきOptaneメモリーを利用すればゲーム起動時間などを短縮できる