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Apple、iWorkのアップデートにより日本語の縦書きが可能に

 Appleは、iOSおよびmacOS向けのオフィススイート「iWork」のアップデートを来週より実施する。

 アップデートにより、中国語、日本語、韓国語において、テキストボックスや図形の内部、Pages書類の本文に縦書きが使用可能となった。これに伴いPagesでは新たに縦書きテキストのテンプレートが3種類用意される。

 また、iOS向けにはApple Pencilまたは指によるオブジェクトのアニメーション設定が可能になった。さらに、KeynoteのアニメーションエンジンがiOSでも利用可能になり、オブジェクトのアクションビルドでは回転、移動、拡大/縮小、不透明度の変化などが行なえる。KeynoteのスライドをアニメーションGIFとして書き出すことも可能となった。

 このほか、共同制作機能の向上、図形、テンプレート、テーマの保存と同期、イメージのプレースホルダによる画像の置き換えといった共通の機能向上/改善が図られている。

 アプリケーション個別のアップデートでは、Keynoteがプレゼンテーション再生中/リハーサル中に発表者ノートを編集できるようになった。Pagesでは、目次ビューによる移動、文書作成とページレイアウトの切り替え機能(iOSのみ)などが追加。Numbersでは最大拡大率が400%となったほか(iOS)、行と列のサイズの正確な変更(iOS)が可能になった。CSV/TSVの読み込みも改善したとしている。