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パナソニック、モダンスタンバイに対応した「レッツノートSV8」など

SV8

 パナソニック株式会社は、モバイルPC「レッツノート」の個人向けモデル「SV8」、「RZ8」、「LV7」、「XZ6」シリーズの春モデルを25日より順次発売する。価格はすべてオープンプライス。

 春モデルでは、SVおよびRZシリーズに第8世代Coreプロセッサを搭載し、さらなる高速化を実現。また、ワイヤレスWANモデルを追加するなど、ビジネスのニーズにあわせたラインナップ強化で「働き方改革」をサポートする。

SV8

 光学ドライブ内蔵の第8世代Coreプロセッサ搭載機としては世界最軽量を実現した12.1型液晶搭載の「SV8」は合計7モデルを用意。クアッドコアのCore i7-8565U(1.8GHz、ビデオ機能内蔵)またはCore i5-8265U(1.6GHz、ビデオ機能内蔵)を搭載し、約5年前のCore i5-4200U搭載モデルと比較して処理能力を約2倍に引き上げたという。

 無線通信や音楽再生を維持しながら低消費電力/高速復帰を実現するモダンスタンバイも新たに対応し、作業できない移動時間を有効に利用できる。動作していない回路への電源供給をカットしたり、細かな漏れ電流まで徹底的に抑えた回路やユニットを開発することで、約14時間~21時間の長時間駆動を実現した。

 一例として最上位の「CF-SV8DFNQR」は、CPUにCore i7-8565U、メモリ8GB(最大)、512GB SSD、BDドライブ、LTEモジュール、1,920×1,200ドット(WUXGA)表示対応12.1型ワイド液晶ディスプレイOSにWindows 10 Pro、Office Home & Business 2019などを搭載。重量は約1.159kg、Lバッテリを搭載し、駆動時間は約21時間。

 「CF-SV8CFBQR」は、上記からCPUをCore i5-8265U、メモリを16GB、SSDを256GB、光学ドライブをDVDスーパーマルチに変更。重量は約1.124kg、駆動時間は約20.5時間となる。

 約919gと最軽量の「CF-SV8CDWQR」は、CF-SV8CFBQRからメモリを8GBとし、光学ドライブやLTEを非搭載とした。バッテリパックも約14時間駆動のSとなる。

 インターフェイスは共通で、Thunderbolt 3、USB 3.0×3、ミニD-Sub15ピン、HDMI出力、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 5.0、Gigabit Ethernet、顔認証対応カメラ、207万画素Webカメラ、音声入出力などを搭載する。本体サイズは283.5×203.8×24.5mm(幅×奥行き×高さ)。

RZ8

RZ8

 10.1型2in1となる「RZ8」は、新たに第8世代Core i5-8200Y(1.3GHz、ビデオ機能内蔵)またはCore m3-8100Y(1.1GHz、同)を搭載。最大駆動周波数は前者が3.9GHz、後者が3.4GHzとなり、旧モデルから性能が向上した。

 上位の「CF-RZ8CFMQR」は、CPUにCore i5-8200Y、メモリ8GB、256GB SSD、LTEモジュール、WUXGA表示対応10.1型液晶ディスプレイ、OSにWindows 10 Pro、Office Home & Business 2019などを搭載。

 下位の「CF-RZ8BDFQR」は、上記からCPUをCore m3-8100Y、SSDを128GBに変更し、LTEモジュールを省いた。

 インターフェイスはほぼ共通で、USB 3.0×3、ミニD-Sub15ピン、HDMI出力、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2、Webカメラ、音声入出力などを搭載する。

 バッテリ駆動時間は約11.5時間。本体サイズは250×180.8×19.5mm(同)、重量は約750g(m3モデル)~780g(i5モデル)。

XZ6

XZ6

 着脱式2in1の「XZ6」シリーズは全モデルに約800万画素の背面カメラを搭載した。上位の「CF-XZ6CFKQR」はLTE搭載/Lバッテリ搭載、下位の「CF-XZ6CDCQRはLTE非搭載/Sバッテリ搭載となる。

 それ以外の仕様はほぼ共通で、CPUにCore i5-7200U(2.5GHz)、メモリ8GB、256GB SSD、2,160×1,440ドット表示対応12型液晶ディスプレイ、OSにWindows 10 Pro、Office Home & Business 2019を備える。

 インターフェイスは、USB 3.1 Type-C、USB 3.0、Gigabit Ethernet、ミニD-Sub15ピン、HDMI出力、顔認証対応カメラ、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2、約207万画素前面/約800万画素背面カメラ、音声入出力などを備える。

 本体サイズは共通で、タブレット部が286.5×206.2×9.5mm(同)、キーボードドック装着時が288.5×223.7×22mm(同)。タブレット単体の重量および駆動時間はCF-XZ6CFKQRが約665g/約9時間、CF-XZ6CDCQRが約560g/約4.5時間、キーボードドック装着時の重量および駆動時間は前者が約1.224kg/約18.5時間、後者が約1.029kg/約9時間)。

LV7

LV7

 14型の「LV7」は新たにメモリ16GB+LTEモデル「CF-LV7CFBQR」を追加。このモデルのおもな仕様は、CPUにCore i5-8250U、メモリ16GB、256GB SSD、DVDスーパーマルチドライブ、LTE、1,920×1,080ドット表示対応14型液晶ディスプレイ、OSにWindows 10 Pro、Office Home & Business 2019などを搭載する。

 インターフェイスはSV8とほぼ共通。本体サイズは333×225.3×24.5mm(同)、重量は約1.375kg。バッテリはLで、駆動時間は約19時間。