8.5GBのDVD+R DLメディアに8.7GB書けるオプティアークの新ドライブ

　COMPUTEX TAIPEI 2017のレポートでお伝えしたとおり、Vinpower Digitalの手によって光学ドライブの「オプティアーク(Optiarc)」ブランドが復活し、新しいDVDドライブが投入される。その第1弾製品が「AD-5290S」と「AD-5290S-PLUS」の2モデルだ。

　COMPUTEXでの取材時、-PLUSモデルのほうがより精密/高品位な部品を使っているという説明を受け、そのとおりのことを記事に記したのだが、今回Vinpowerのリリースにより-PLUS特有の機能が明らかとなった。

　その機能とは、容量が8.5GBあるDVD+R DLのメディアに、8.7GBのデータを書き込めるという「オーバーバーン(OVERBURN)」機能だ。米国で特許取得済みのこの機能、実は旧モデルの「AD-5280S-CB」にも搭載されていたのだが、AD-5290S-PLUSにもこの機能が受け継がれる。旧モデルはすでに生産終了しているので、+200MBの容量が欲しいというユーザーにとっては待望のモデルかもしれない。