Intel、24コア/48スレッドのデータセンター向けCPU「Xeon E7-8894 v4」

　米Intelは9日(米国時間)、24コア/48スレッドのデータセンター向けCPU「Xeon E7-8894 v4」を発表した。市場想定価格は8,898米ドル。

　14nmプロセスで製造されたBroadwell世代のプロセッサで、2016年6月発表の「Xeon E7-8800/4800 v4」ファミリーの最上位モデルとなる。

　前世代の「Xeon E7-8870」との比較では、SPECint_rate_base2006ベンチマークで最大3.69倍高速としており、SAP SD 2-Tier、SPECjbb2015、SPECcpu2006、LINPACK、SAP BW edition on SAP HANAなどのベンチマークで、最速記録を達成したとする。

　動作クロックは2.4GHzで、ターボ時最大3.4GHz。キャシュ容量は60MB、バス速度は9.6GT/s QPI、TDPは165W。

　ソケットはFCLGA2011で、4～8ソケット構成に対応し、ノードコントローラ経由では32ソケットに対応する。

　対応メモリはDDR4-1333/1600/1866および、DDR3-1066/1333/1600。ECCメモリに対応し、メモリチャンネルは最大4ch、容量は最大3.07TBまで。