ワコム、自社ペンとMicrosoft Penに両対応するスタイラスペンを開発中

※写真は発売済みのBamboo Duo

　株式会社ワコムは4日、同社のペン技術「アクティブES」と、元N-Trigのペン技術を採用するMicrosoftの「Microsoft Pen」の両方をサポートするスタイラスペンを「Bamboo」ブランドから発売すると発表した。

　既報の通り、ワコムは昨年(2016年)の3月にMicrosoft Penに関するプロトコルのライセンス供与を受けたことを発表しており、両社共同でそれぞれの技術に対応するスタイラスペンの開発が進められていた。

　2つのメジャーなプロトコルを採用することで、Windows市場においてもっとも高いペン互換性を確保できるとしており、何台ものペン対応デバイス(静電結合方式)の間をワンクリックで行き来しながら、Windows Inkを始めとしたデジタルインク向けアプリを自在に使いこなせられるようになるという。

　製品の登場時期については、現時点では明らかにされていない。