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Amazon、Google、Facebook、IBMとMicrosoftが人工知能で協業

左からMicrosoftのEric Horvitz氏、IBMのFrancesca Rossi氏、FacebookのYann LeCun氏、Google/DeepMindのMustafa Suleyman氏。写真にはないが、AmazonのRalf Herbrich氏もメンバーである

 Amazon、Google(DeepMind)、Facebook、IBMとMicrosoftは28日(米国時間)、人工知能(AI)に関する開発および研究でパートナーシップを締結し、非営利団体「Partnership on Artificial Intelligence to Benefit People and Society(略:Partnership on AI)」を設立したと発表した。

 IBMはWatsonと呼ばれるAIを開発し有名なほか、GoogleのDeepMindもAI開発が専門で、つい先日囲碁AIの「Alpha Go」が世界王者に打ち勝ったことで記憶に新しい。もちろん、AmazonやFacebook、Microsoftと言った大企業も、AIの研究開発に関心を示している。

 Partnership on AIの目標は、AIが人類や社会に貢献する技術であることを証明するとともに、AIに関する研究、効率のよい技法の開発、およびオープンライセンスを元にした研究結果の公開など。また、技術の倫理、公正性、透明性、プライバシー、相互運用性、人とAIのコラボレーション、信頼性、堅牢性についても研究していく。

 ボードメンバーにはないのだが、Association of the Advancement of Artificial Intelligence(AAAI)やAllen Institute for Artificial Intelligence(AI2)といった、AI研究のプロフェッショナルとも協業していくという。