キヤノン、両面最大90ppmの高速ドキュメントスキャナ

　キヤノンは、両面原稿で90ppmを実現したドキュメントスキャナ「imageFORMULA DR-C240」を28日に発売する。価格はオープンプライスで、税別店頭予想価格は49,800円前後の見込み。

　両面原稿をカラーで60ppm、モノクロで90ppmで(いずれもA4/200dpi時)読み取りできるビジネス向けのドキュメントスキャナ。紙の重送を検知する「超音波重送検知」や、重送による読み取りエラーを抑止する「リタード方式」を採用し、店舗や店頭窓口のスキャン業務に好適としている。

　また、自動給紙性能を高め、発注書や領収書、名刺から、厚みのあるカードや免許書、パスポードなどを給紙できるという。加えて原稿のサイズが異なる場合でも斜行搬送を抑止する機構を備える。

　頻繁に利用するモードや操作を最大9件まで登録し、本体操作パネルのボタンによって実行する機能を搭載。また封筒など、重送を検知する必要がない原稿を継続読み取りするDFR(DoubleFeedRelease)ボタンを備える。

　ドライバはISIS/TAWINに対応し、先述のさまざまな機能を設定できる。また、高機能スキャニングソフト「CapturePerfect3.1」を同梱し、ファイルの暗号化やファイル名の自動生成、白紙によるファイル区切りなどをサポートする。

　主な仕様は、センサーがCIS、解像度が600dpi、光源がLED、対応原稿が216×356mm(幅×高さ)まで。本体サイズは291×603×363mm(幅×奥行き×高さ、トレイを開けた状態)、重量は約2.8kg。