リコー、Android/iOS向けの印刷/スキャンアプリの無償提供を開始

　株式会社リコーは、複合機やプリンタへAndroid/iOS端末から印刷するためのアプリ「RICOH Smart Device Print」の提供を30日に開始した。Android用、iOS用とも各アプリストアで無償提供される。

　リコーはこれまで、Android/iOS用の印刷アプリとして「Smart Device Print」というNeusoft製アプリを提供してきたが、同アプリの開発をリコーが継承。今後、開発からサポートまで一貫した体制を構築する。

　アプリの基本的な機能は従来のSmart Device Printに準拠しており、対応OSがAndroid 2.2以降、iOS 5.0以降。対応フォーマットは、Android版がJPEG、Web画面、PDF、クリップボード(テキストのみ)。iOS版はAndroid版の対応フォーマットに加えてGIF/TIFF/PNG/BMP、Office Word/Excel/PowerPoint、クリップボード内の画像の印刷にも対応する。また、AndroidのインテントやiOSのOpen In機能により、OS上のほかのアプリから印刷を実行することもできる。

　対応機種はレーザー複合機のRICOH MP/imagio MPシリーズ、レーザープリンタのIPSiO SPシリーズ、ジェルジェットプリンタのIPSiO SGシリーズなど。

利用イメージ

画面イメージ(iOS版)