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今週のトピックス


●ビックパソコン館新宿東南口店オープン

 3月8日、東京新宿南口に「ビックパソコン館新宿東南口店」がオープンしました。ビックパソコン館は、池袋の2店舗に続く出店で、地上5階建て、2,200平方メートルの大型店となっています。開店初日には、アウトレット品のパソコン本体を中心に特価品が多数用意され、前夜から徹夜で並ぶ姿も見受けられました。
 新宿のパソコン販売の中心である西口のショップ街からは若干離れていますが、十分歩いて行ける距離にあるため、オープンセール終了後の品揃えや価格設定で、どう差別化を図っていくのかが注目されるところです。

●各社よりCD-RW(シー・ディー・リライタブル)対応ドライブの発表相次ぐ

 3日のリコーに続き、ヤマハ、キャラベルとCD-RW(シー・ディー・リライタブル)ドライブの発表が続いています。CD-RWは、CD-E(シーディーイー)という名前で検討されていた規格で、680MBの容量を持ち、1,000回以上の書き換えが可能な新しいメディアです。
 CD-RWは、一回しか書き込みのできないCD-Rに対して、再フォーマットして繰り返し書き込みができるというメリットがあります。CD-RWの書き込みソフトには、今のところCD-R用のソフトが発展したものが使用されてます。
 現在発表されている3社のドライブはすべてCD-Rドライブ兼用となっており、価格も大差ないことからCD-R単体ドライブからCD-RWドライブへの移行が進むと予想されます。

●PC Watch恒例のデジタルカメラ価格調査

 PC Watchによる恒例のデジタルカメラ価格調査が3月7日に行なわれました。
 今回は初登場の機種が多く、大幅に値下げされた旧型機が目立ちました。中には、前回の調査時より1万円以上値下げされた機種もあり、9,800円のチノンES-1000をはじめ、14,800円のコダックDC-20、18,200円の京セラDA-1、19,800円のオリンパスC-400など実売で2万円を切る機種が続出しています。
 また、ヨドバシカメラによる「デジタルカメラ売れ筋ランキング」、山田久美夫氏による「デジタルカメラ・ランキング」において、共に売れ行き第1位を快走する富士写真フイルムのDS-7は、今回もわずかに値下がりし27,800円となっています。
 DS-7のコストパフォーマンスの高さに対して、新型機種がどのような売れ行きを示すのか、次回の売れ筋ランキングが注目されます。

●MicrosoftがIntenet Explorer日本語版のバグフィクスモジュールを公開

 マイクロソフトは、Internet Explorer 3.0 Windows 95版のバグフィックスモジュールを相次いで2つ公開しました。一つは「.url」や「.lnk」ファイルに関するバグフィクス、もう一つは通称UMBバグという名前で呼ばれるセキュリティホールに対する対策です。Internet Explorerのバージョンに合わせて、それぞれ3.0用と3.01用のモジュールが用意されています。
 これらのバグについては、セキュリティの問題などから詳細が明らかにされていない点もありますが、たて続きのバグ騒ぎに落ち着かない週となりました。


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ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp