フラットケーブルで、マザーボードとドライブ類を接続する


 写真上がFDD用のケーブル、下がHDDやCD-ROMドライブを接続するIDEのケーブルです。いずれのケーブルも赤色の線がある方が1番ピン側です。
 FDDのケーブルは、緑色で囲んだコネクタをマザーボードに差し、ケーブルがねじれた先にある赤色で囲んだコネクタをAドライブのFDDに接続します。今回は使用しませんが、黄色で囲んだコネクタはBドライブに、紫で囲んだコネクタは5インチFDDを接続するコネクタです。
 一方、HDDやCD-ROMドライブの接続に使用するIDEのケーブルは、どのコネクタに何を接続してもかまいません。


 マザーボードの赤色で囲んだIDE1(プライマリ)に、IDEケーブルを接続します。IDEケーブルは幅の広い40ピンの方です。


 IDEケーブルのコネクタは、逆差し防止のため片側の真ん中の穴が塞がれています。これと、マザーボードのコネクタのピンのない場所と合わせます。また、マザーボードのコネクタの一番ピンと、IDEケーブルの赤い線を合わせることでも向きを確認できます。


 マザーボードの赤色で囲んだFDDコネクタに、FDDケーブルを接続します。FDDケーブルは幅の狭い36ピンの方です。


 コネクタの向きは、FDDケーブルの赤い線がCPUと逆側にくるようにします。


 FDDケーブルをFDDのコネクタに接続します。FDDケーブルの赤い線がFDDの電源コネクタ側にくるようにします。なお、ここで接続するFDDケーブルのコネクタは、ケーブルがねじれた先についているコネクタです(一番上の写真で赤色で囲んだコネクタ)。


 IDEケーブルをHDDに接続します。FDDと同様に赤い線がHDDの電源コネクタ側にくるようにします。なお、ここで接続するIDEケーブルのコネクタはどれでもかまいません。


 IDEケーブルをCD-ROMドライブに接続します。HDDと同様に赤い線がCD-ROMドライブの電源コネクタ側にくるようにします。なお、ここで接続するIDEケーブルのコネクタはどれでもかまいません。
 また、CD-ROMドライブに付属するオーディオケーブルも、CD-ROMドライブのアナログオーディオ出力に接続しておきます。


 オーディオケーブルのもう一端を、サウンドカードの黒い方のCD-INに接続します。
 これで、CDの音がサウンドカードの音とミックスされて、サウンドカードから出力されるようになります
 


Part 5-5