連絡先:ネオテニー
Tel.03-5453-2039
Linuxprobe担当 吉田(ryu@neoteny.com)
有限会社ネオテニーは、Linuxの動作環境、製品情報などを第三者の立場で検証・評価を行ない、その情報をオープンに提供するサイト「Linuxprobe/リナックスプローブ」を12月10日に公開する。
Linuxprobeでは「今までユーザーから多く聞かれていた“わかりづらさ”を解消し、現在のユーザーに加え今一歩導入に踏み切れなかったユーザーをサポートする事で、Linux市場の拡大を目指す」としている。
また、「現在、日本では主要ハードウェアメーカーがLinux対応機種を設定しているにも関わらず、活用する企業ユーザーが増えていない」とし、原因として「多種のディストリビューションから選択しきれない」、「ハードウェアの相性問題」、「十分な動作保証がない」、「関連情報が整理されていない」などを挙げている。そのためLinux市場を広げるには「動作確認がとれたハードウェアの組み合わせの検証」、「動作確認情報の入手性と多様性」が必要だとしている。
Linuxprobeの事業内容は、Linux関連企業から検証業務を受託し、その情報を提供・公開すること。ハードウェアではインテル、コンパック、日本IBM、ディストリビュータではターボリナックス ジャパン、ネオナジー、レーザーファイブ、さらにぷらっとホームから賛同を得ている。また、情報のデータベース化は日本オラクルが協力する予定。
このプロジャクトの初年度年商目標は7,500万円。来年度以降は蓄積したデータなどに基づいたマシン構築のコンサルティングや、Linux以外のOSの評価基準を作成するなどして、3年後に1億5,600万円の売上げを見込んでいる。
【具体的なサービス内容】
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□有限会社ネオテニーのホームページ
http://www.neoteny.com/
□「Linuxprobe/リナックスプローブ」のホームページ
http://www.linuxprobe.org/
('99年12月9日)
[Reported by furukawa@impress.co.jp]