Coppermine S.E.C.C.2パッケージ

'99年12月2日 発表

　インテル株式会社は、デスクトップ用の0.18ミクロン版Pentium IIIプロセッサ（Coppermine）の一部に不具合（エラッタ）があることを認めた。

　このエラッタは、システムのブートに失敗するというもので、リブートが必要となる。インテルと一部のベンダーのラボで問題が確認されており、1～2％のCoppermineで発生する。現状では、ユーザーから問題の報告は受けていないという。

　同社では、問題は把握しており、対応策としては出荷前のテスト基準を強化することにより、問題のあるプロセッサを特定できるとしている。抜本的な対策はステッピング変更時に行なうという。

□インテルのホームページ
http://www.intel.co.jp/
（12月2日現在、この件に関する情報は掲載されていない）
□Pentium III Processor Specification Update（英文/PDF）
（12月2日現在、この件に関する情報は含まれていない）
ftp://download.intel.com/design/pentiumiii/specupdt/24445309.pdf

('99年12月2日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]