AMD EasyNow!プラットフォーム・デザインは、PCのセットアップ、操作性、アップグレードなどを現在のシステムより容易に行なうことを目的としたシステム規格。現時点で発表されているパートナー企業は、Cybermax、Pionex、Biostar Group、Dixon's、Softsell、Tecnodiffusione、プロトン、ジェントリー東京、ソフマップ、Leo Systems、 Education to Homeの11社。プロトン、ジェントリー東京、ソフマップの3社に関しては11月下旬から12月初旬にかけてシステムを発売する予定という。
インターフェイスはUSBを中心にまとめられており、コネクタ類は従来の9種類を5種類に削減した。また、電源を入れてからシステムが起動するまでの時間の短縮(Instant On機能)とWindows画面が立ち上がるまでの起動画面の一掃、消費電力管理機能によるスリープからのリスタート時間を10秒から15秒以下にする仕様となっている。
最初のシステムに組み込まれる対応CPUはK6-2もしくはK6-IIIとなっている。このほか、V.90モデム、HomePNA(Home Phonclinc Networking)、Ethernetなどがサポートされる。OSはWindowsが搭載される。
AMD副社長のDana Krelle氏はリリースの中で「AMD EasyNow!プラットフォーム・デザインに準拠したPCが市場拡大に貢献すると確信する」と発言。「Windows対応アプリケーションが動作可能な使いやすいPCを求めているコストに敏感なユーザーにとって最適なPCだ」と語っている。
□AMDのホームページ(英文)
http://www.amd.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.amd.com/news/prodpr/99101.html
□ニュースリリース(和訳)
http://www.amd.com/japan/news/prodpr/nr99101.html
□AMD EasyNow!プラットフォーム・デザイン(英文)
http://www.amd.com/products/cpg/easynow/index.html
□ソフマップのホームページ
(11月16日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.sofmap.co.jp/
□プロトンのホームページ
(11月16日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.proton.co.jp/
□ジェントリー東京のホームページ
(11月16日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.gentry.co.jp/
('99年11月16日)
[Reported by funatsu@impress.co.jp]