日本電子工業振興協会(JEIDA)は、平成11年度上半期のPCカードの出荷実績をまとめた。国内と輸出分を合わせた総出荷枚数は約799万枚(対前年同期比188%)に伸びた。うち、PC CARD STANDARDに準拠したType2などのカードは約240万枚、スマートメディアやCFなどのスモールカードが524万枚、その他のカードが34万枚となっている。
とくにスモールカードは前年の2倍以上に伸びており、デジタルカメラの記憶媒体などで普及が進んだものと思われる。全般に数量面での増加に対し金額面での伸びが低くなっているが、スモールカードでは数量の伸び(同255%)に対して金額もほぼ同じ伸び(同213%)を維持しており、メモリの大容量化などによって単価を維持していることが伺われる。
また、PCカードでは、CardBus対応製品が21万枚(対前年比461%)と大幅に伸びており、普及が進んでいる。
□JEIDAのホームページ
http://www.jeida.or.jp/
□ニュースリリース
http://www.jeida.or.jp/japanese/statistics/pccard/99kami/index.html
('99年11月12日)
[Reported by date@impress.co.jp]