社団法人 日本電子工業振興協会(JEIDA)は、JEDIAに参加しているパソコンメーカー19社の'99年度上半期の国内外を含むパソコン本体総出荷数が、471万9千台となり、前年同期比33%増と過去最高になったと発表した。周辺機器を含む総出荷額は1兆4,125億円(前年同期比17%増)で、本体出荷金額は9,722億円(同24%増)となった。
第2四半期では、国内外の本体出荷数が253万6千台(同30%増)、総出荷額は7,566億円(同18%増)、本体出荷額は5,134億円(同21%増)となっている。
形状別で見ると、デスクトップPCは、上半期227万7千台(同35%増)となっている。特にオールインワンモデルでは、143万1千台(同56%増)となり、半期単位で3年半ぶりにポータブルPCの成長率を上回ったという。ポータブルPCは、211万4千台(同33%増)で、ポータブルPCとしては初めて200万台を突破した。
同協会は、'99年度上半期が好調な理由として、コンシューマ市場の好調や拡大に加え、景気の回復基調、パソコン税制をはじめとする経済対策、西暦2000年問題に関わる需要などから、企業市場も復調している事を挙げている。
□JEIDAのホームページ
http://www.jeida.or.jp/
□ニュースリリース
http://www.jeida.or.jp/japanese/statistics/pccard/pc112q/index.html
('99年11月9日)
[Reported by taira@impress.co.jp]