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ソニー、反射型液晶を採用し、GPSアンテナ付属の「PCG-C2GPS」

'99年11月27日 発売

標準価格:オープンプライス

連絡先:VAIOカタログセンター
    Tel.03-5454-0700


 ソニー株式会社は、反射型ポリシリコン液晶を搭載し、GPSアンテナが付属したVAIO「PCG-C2GPS」を11月27日から発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は30万円前後の見込み。

 PCG-C2GPSは、PCG-C1XEをベースに、液晶ディスプレイが1,024×480ドット反射型ポリシリコンTFTに変更されたのが最大の特徴。主な仕様は、PCG-C1XEと同等で、モバイルPentium II 266PE MHz、メモリ64MB、HDD8.1GBを備える。ディスプレイ部裏にはフロントライトユニットを備え、暗い場所で使用する場合は、フロントライトユニットを装着して使用する。また、カメラは取り外され、新たに単独でも位置情報を記録できるハンディGPSレシーバーが添付された。
 反射型液晶の採用により、バッテリ駆動時間は約2~2.5時間と約30分駆動時間が伸びた(Sバッテリ使用時)。また、ディスプレイ部が薄くなり、本体サイズは248×153×24.4~26.7mm、重さ960g(Sバッテリ使用時)と若干薄く軽くなっている。

ディスプレイ裏にはフロントライトを装着できる。フロントライト未使用時に本体裏にフロントライトを収納できる

 付属するハンディGPSユニットは、USBインターフェイスが採用され、USBバスパワーで使用できる。また、単3電池1本により単独でも使用可能で、内蔵された512KBのメモリに一定間隔で位置情報を記録できるほか、本体に備えた「Markボタン」を押す事により任意の場所の位置情報を記録することもできる。ソフトウェアは、ハンディGPSユニットに対応した「Navin'You 3.6」がプリインストールされる。なお、ハンディGPSユニット単体の発売予定はないとしている。

ハンディGPSユニット。携帯用のストラップも付属するハンディGPSユニットはクリップで液晶に取り付けることができるが、フロントライトは併用できない フロントライト使用時

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□製品情報
http://www.sony.co.jp/sd/ProductsPark/Consumer/PCOM/PCG-C2GPS/index.html

('99年11月4日)

[Reported by taira@impress.co.jp]


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