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台湾大地震、新竹地区は電力供給回復
米設備メーカーが言及

米Applied Materialsの会長兼CEO J.C.モーガン氏


 米Applied Materialsの会長兼CEO J.C.モーガン氏は、台湾での大地震について「新竹地区(半導体の生産拠点)では電力供給が回復した。カスタマーのFab(製造工程)自身の被害は少ない見込みだが、製造工程のチェックは数週間を要する」という見通しを明らかにした。都内で行われた同社日本法人の創立20周年記念の席上で、質疑応答に答える形で発言されたもの。

 また、モーガン氏は、「この地震をきっかけに外部への生産委託が見直され、製造ラインを社内で持つことが再検討されるのではないか」とも述べた。

 Applied Materialsは、半導体生産装置の分野では最大のシェアを持ち、日本、韓国、台湾などに現地法人がある。同社の台湾法人は先週創立10周年を迎え、新竹地区にも多数の顧客を持っている。

□Applied Materials Worldwide のホームページ(英文)
(9月24日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.appliedmaterials.com/
□アプライド マテリアルズ ジャパンのホームページ
(9月24日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.appliedmaterials.co.jp/
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【9月22日】台湾大地震による影響が早くも国内パソコン市場に
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990922/taiwan.htm

('99年9月24日)

[Reported by date@impress.co.jp]


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