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ソニー、ViaVoiceに対応し、音声で操作できるPostPet

画面は開発中のものです。最終デザインとは異なる場合があります
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'99年9月10日 発売

標準価格:ViaVoice with PostPet 20,001円
     PostPet ViaVoice対応版  2,980円

連絡先:
ダイヤルIBM
Tel.0120-04-1992
ポストペットホームページ
http://www.so-net.ne.jp/postpet/index_j.html


 ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社は、日本アイ・ビー・エム株式会社(以下 日本IBM)の技術協力により、ViaVoiceに対応した「PostPet for Windows ver.2.0jp ViaVoice対応版」(以下PostPet ViaVoice対応版)を開発した。OSは、Windows 95/98に対応する。
 日本IBMは、PostPet ViaVoice対応版に「ViaVoice 98 日本語版 Friendly Speak」と、ピンク色の専用マイクが付属した「ViaVoice 98 日本語版 Friendly Speak with PostPet ViaVoice対応版」(以下 ViaVoice with PostPet)を、9月10日から20,001円で発売するほか、今後発売するAptiva、ThinkPad i Seriesへの搭載も予定しているという。ソニーコミュニケーションネットワークでは、9月中にPostPet ViaVoice対応版のオンライン発売を予定しているという。

 なお日本IBMは、ViaVoice with PostPetを9月7日から幕張メッセで開催される「WORLD PC EXPO 99」で先行発売する。

 PostPet ViaVoice対応版は、PostPetの操作を音声で行なう事が可能で、「おにぎりをあげる」など、従来は複数だった操作を一声で行なえるほか、メールの本文を音声入力する事もできる。また、声でペットとコミュニケーションする事により、ペットの幸福度が上下するという。PostPetの新機能としては、お友達帳にひらがなの「あだな」を登録できるようになり、あだなを使用したメールの作成にも対応する。

 PostPet ViaVoice対応版は、'98年9月に開催されたPostPet2001の内覧会でViaVoice連携モデルがデモされた事がきっかけで、日本IBMの協力により開発されたという。音声認識ソフトにViaVoiceを採用した理由についてSo-netの北村プロデューサーは、「開発当時、音声認識ソフトはViaVoiceしかなかったから」と述べた。

ViaVoice with PostPetに付属するピンクの専用マイク 日本IBMが試作した、耳付きマイク。残念ながらボツになった 発表会場には、モモの着ぐるみも登場した

□ソニーコミュニケーションネットワークのホームページ
(7月27日現在、この製品に関する情報は掲載されていない)
http://www.so-net.ne.jp/
□日本アイ・ビー・エムのホームページ
http://www.ibm.co.jp/
□製品情報
http://www.ibm.co.jp/voiceland/
□関連記事
【5月21日】IBM、顔文字の入力をサポートした「ViaVoice」を発売
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990521/voice.htm

('99年7月27日)

[Reported by taira@impress.co.jp]


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