米Microsoftは、コードネーム「Millennium」と呼ばれる次のコンシューマ向けWindowsの最初のテスト版を、開発者向けに配布したと発表した。

　「Millennium」はWindows 98コードベースのコンシューマ向けOSになる予定で、2000年の発売が予定されている。
　開発は、新たに創設されたConsumer Windows Division（CWD）が担当する。開発のテーマは、PCを初めて使うユーザにはより簡単に、従来のユーザーにはデジタルメディアやエンターテイメントのような新しい使い方を可能にすることに重点を置かれている。具体的には以下の4つのキーワードを挙げている。

• デジタルメディア＆エンターテイメント
  　音楽や画像データ、ゲームなどへの最適化
  
• Online Experience
  　インターネットへの接続の簡易化や家庭向けのフィルター機能の提供など
  
• ホームネットワーキング
  　家庭内ネットワークへの対応
  
• It Just Works
  　自己修復機能や簡単なセットアップなど

□米Microsoftのホームページ（英文）
http://www.microsoft.com/
□ニュースリリース（英文）
http://www.microsoft.com/presspass/features/1999/07-26millenium.htm
□関連記事
【4月8日】後藤弘茂のWeekly海外ニュース
Microsoftの次期コンシューマWindowsはWindows 98がベース
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990408/kaigai01.htm

('99年7月27日)

[Reported by usuda@impress.co.jp/Watchers]