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日立、256Mbit DDR SDRAMチップを10月出荷

'99年10月 サンプル出荷予定

連絡先:
半導体グループ DRAM事業部 製品技術部
Tel.03-5201-5008


 株式会社 日立製作所半導体グループは、256Mbit容量のDDR SDRAMチップを10月からサンプル出荷すると発表した。同社によれば256MbitのDDR SDRAMチップの製品化は業界初。プロセスは0.18ミクロンのCMOSで、電源電圧は2.5V。動作周波数は100MHz/133MHzだが、DDR SDRAMは外部クロックの立ち上がりと立ち下がりに同期してデータ転送を行なうため、通常のSDRAMの2倍のデータ転送速度が可能となる。なお、PC用のメインメモリの規格として台湾のVIAが提唱している、PC200/PC266規格にも準拠している。サンプル価格は24,000円~28,000円。

 同社では、ワークステーション/サーバー/PCなどのメインメモリ、グラフィックメモリなどの用途を想定している。また、このチップを使用したモジュール製品を開発するとともに、DDR SDRAMの高速化と大容量化を図るとしている。

□日立製作所のホームページ
http://www.hitachi.co.jp/index-j.html
□ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/9907/0712.html
□関連記事
鈴木直美の先週のキーワード「DDR SDRAM」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990121/key61.htm#DDR

('99年7月12日)

[Reported by date@impress.co.jp]


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