日本アイ・ビー・エム株式会社は、Linux用の英日翻訳ソフト「インターネット翻訳の王様 Linux版コマンド&ライブラリ」を発表、β版を無償で公開した。インストール用パッケージファイルの容量は約6MB。製品版の発売日は年内を予定しているというが、価格は未定。Linuxのディストリビューションは、日本語redhat Linux 5.2に対応する。
インターネット翻訳の王様 Linux版は、インターネット翻訳の王様3.0の英日翻訳エンジンを採用し、Windows版と同等の16万語の辞書を搭載する。コマンドラインから指定した英単語、英文、テキストファイルの翻訳ができるほか、Muleの編集画面からテキストの翻訳や、ユーザー辞書の登録が行なえる。また、β版にはコマンド及びライブラリが使用可能なC++のサンプルソースコードが添付され、ユーザー自身が同ライブラリを使用した翻訳プログラムなどを作成できる。なお、β版の使用期限は10月31日。
□日本アイ・ビー・エムのホームページ
http://www.ibm.co.jp/
□β版の製品情報(ダウンロード可能)
http://www.ibm.co.jp/software/internet/king/li_syoukai.html
('99年6月18日)
[Reported by taira@impress.co.jp]