標準価格:9,800円
連絡先:ユーザーサポート
Tel.03-3343-8900
イマジニア株式会社は、聖書を題材とした一種独特な世界観を持つ3Dアクションシューティング「レクイエム完全日本語版」を6月25日に9,800円で発売する。対応OSはWindows 95/98。
レクイエムの基本システムは「Quake」などと同じ3Dアクションシューティング。ただ、このタイプのゲームにありがちな、ダンジョンを探索しながら戦うだけというものではなく、ストーリーモードの強化が図られており、登場人物と会話をしてイベントを進めていかなければならない。ストーリーのバックボーンとなる設定には聖書からの引用も多く、これまでのゲームにはない一種独特な雰囲気を醸し出している。
時代は21世紀半ば。プレーヤーは神に選ばれた天使“マラカイ”として地上界で堕天使たちと戦うことになる。舞台は地上の他、天界との狭間の世界などバラエティのとんだものが用意されている。登場キャラクタも地上では人間などが中心となるが、天界と地上界の狭間ではエイリアンとも悪魔とも区別の付かない生物も登場。また、地上では殺してはいけない民間人が登場するほか、敵を倒すと不必要に敵を集めるなどの要素もある。
面白いのは攻撃方法で、ハンドガンやグレネードランチャーといった重火器の他、数々の魔法を使うことができる。ライトニング(雷撃)やブリムストーン(劫火)といった攻撃系のものから、ヒールなどの防御/回復系、フライ(飛翔)といった移動系まで様々。これらの魔法も聖書に基づいて設定されており、面白いものでは「トォーソルト(塩の柱)」や「ローカスト(イナゴに喰われる)」といったものもある。魔法はマジックポイントを使うことで使うことができ、使用後一定時間で自動的に回復する。ただし、銃などと同時に使用することはできない。
レクイエムはインターネット対戦にも対応しており、Gaming Zone、HEAT.NET、Mplayer.comといった海外サイトはもとより、富士通のMplayer-Japanを使い日本語環境で対戦を楽しむこともできる。ストーリーモードをクリアし、神の領域の腕に達したプレーヤーは対戦に参加してみるのもいいかもしれない。
ゲーム開始直後は、奇妙な世界(天界と地上界の狭間)に放り出される。ギーガー的な世界が展開される | 一種独特な世界観が確立されており、グラフィックにも色濃く反映されている | 地上界に降りてくると殺してはいけない“善人”と殺さなければならない“悪人”が登場する |
□イマジニアのホームページ
(6月11日現在、この製品の情報は掲載されていない)
http://www.imagineer.co.jp/
□3DOのホームページ(英文)
http://www.3do.com/index.html
□「REQUIEM」ページ(英文)
http://www.3do.com/requiem/index.html
□「REQUIEM(英語版)」DEMO版のダウンロードページ(英文)
http://www.3do.com/requiem/demo/demo.htm
('99年6月11日)
[Reported by funatsu@impress.co.jp]