会場:台北世界貿易センター展示場
台北国際コンベンションセンター
主催:TCA(台北市電脳商業同業公会)
CETRA(中華民国対外貿易発展協会)
最近PC/AT互換機の世界でも流行の兆しが見える、いわゆる「スケルトン」デザインの製品は、COMPUTEX TAIPEI '99会場でも流行中。既に秋葉原などでも販売されているPCケースはもとより、スキャナ、CRTディスプレイ、キーボード、マウス、ジョイスティック、各種USB機器など、ほぼ全ての周辺機器で「スケルトン」製品が確認できるという状態になっている。さらには、CPUスロットやPCIスロットなどが透明なマザーボードを展示するコネクタメーカーなどもあったりして、およそ「プラスチック製品」は全て「透明もの」で揃えられそうなほどになっている。
ちなみに、気になる「色」の方は、初代iMacのボンダイブルーや、現行iMacの5色を手本としたカラーが多い。ただし、「まとまった注文があれば何色でも作る」というメーカーも多く、ユーザーの要望次第で様々な色の製品が出ることもありそうだ。
なお、透明色以外にもデザイン志向の製品が増えており、昨年までは「白一色」が当然だったPCケース展示ブースも、今年はカラフルなのが当たり前になっていた。
CPUスロットやリテンションキット、AGP、PCI、ISAの各スロットが透明なマザーボード。展示していたコネクタメーカーによれば、「発注があれば当然、(コネクタを)出荷できる」そうだ。ただし価格は「かなり高い」とのこと | Slot 1用CPUファン。スケルトンではないが、他に赤や緑のファンもあった | こちらはSocket 7用CPUファン。ファンとヒートシンクの色が違うのはご愛嬌? |
羽根まで透明なPCケース用ファン。説明員によれば、耐久性も通常のファンと変わらないという | どことなくiMacのキーボードに似ているキーボード | 左のキーボードにはキー自体が透明になっているバリエーションモデルもあった。既に日本語化されている |
マウス。これだけあっても1メーカー分 | 底面は青い透明色、上面は白い透明色になっているマウス。どことなくMicrosoft IntelliMouse Explorerを連想してしまうが、光学式ではなく、光る機構もないようだ | USBモデム。透明色ではないが、このように「デザインに凝った」製品もよく見かけた |
これもUSBモデム。日本でも発売されている製品だが、カラーバリエーションができた。同デザインのUSBハブも発売中 | 透明なUSBケーブル7色セット。見ているとカラフルで楽しいが、こんなに買って何に使えるのかが気になるところ | ケース用フロントパネルのカラーバリエーション。 iMacの影響なのか、カラーバリエーションがあると丸く並べて展示する例が多いようだ |
AMDのプライベートベースで展示されていたFlex ATXケースを使ったPC。正面から見ると、フットボールのような形をしている | CD-ROMドライブの蓋をあけたところ |
('99年6月3日)
[Reported by suzuki-k@impress.co.jp]