標準価格:8,800円
探索することで隠された宝物を発見することができる |
「Neo ATLAS」は、'98年にプレイステーション版として発売されたものをWindowsに移植。
プレーヤーはポルトガルの貿易商となり、王の名により世界地図を作ることになる。ただし探検に旅立つのはプレーヤーの雇った“提督”。探検から帰ってきた提督の言うことを信用すれば新たな地図ができあがり、信用しなければ再度探検に派遣することもできる。提督の探検により徐々に世界地図を完成させて行くわけだが、行く先々では新しい都市や発見物(宝物や珍獣など)などが登場する。また、ゲームを進めていくと都市と都市を結び、特産物を使った貿易を行なうことで利益を確保、次の旅の資金に充てることができる。
Windows版では、プレイステーション版にはなかった発見物やイベントが収録されるほか、世界地図をビットマップ形式(BMP)の地図として出力可能となっている。プレイステーションではコントローラで操作するため、独特の操作形態となっていたが、今回はWindows用にインターフェイスが一新され、マウスで快適にゲームを楽しめる。このほかにも、ゲームに登場するキャラクターのスクリーンセーバーなどデスクトップアクセサリが収録されている。
自由度の高いゲームではあるが、本当の意味で“発見”がテーマとなっているこのゲーム。インターフェイスを含め、パソコン向きのゲームなだけに完成が楽しみだ。
('99年5月31日)
[Reported by funatsu@impress.co.jp]