【W-1000P】 右端のワイヤレスパソコンアダプタはオプション	【W-1000K】

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　日本電信電話株式会社（NTT）は、64K PIAFS対応の親機機能付きDSU内蔵ISDNコードレスホン「i・トレンビー W-1000K/P」を5月21日から発売する。64K/32K PHS端末や、専用の「ワイヤレスパソコンアダプタ」（25,000円）を子機として、PIAFSによるワイヤレスなインターネット接続が可能となる。子機は最大4機まで登録可能。
　シリアルポートを備え、直接PCと接続することでTAとして動作するW-1000K（88,000円）と、アナログポートを備え、FAXなどを接続できるW-1000P（80,000円）が用意される。共に子機が1台付属する。
　対応OSは、W-1000KがWindows 95/98/NT 4.0とMac OS 8.1以降、ワイヤレスパソコンアダプタがWindows 95/98/NT 4.0。

　W-1000Kは128kbpsのマルチリンクPPPに対応し、スピードを重視するユーザーに、W-1000Pは一般的なユーザーに最適としている。PHSまたはワイヤレスパソコンアダプタ使用時に、子機使用中で64K通信ができない場合には自動的に32Kで通信を行なう「フォールバック機能」を備える。

　対応するPHSは以下の通り。NTT DoCoMoのDoccimoは現在動作確認中としている。

64Kデータ通信対応	32kデータ通信対応
パルディオ611S	パルディオ332S/331N2/331S2 パルディオ331T2/331P2/333P

　TA機能としては、同期／非同期PPP、非同期V.110に対応するほか、32K/64K PIAFSで発信する透過モードも備える。共にS/T点などは備えず、DSUの切り離しもできない。
　電話機としては、INSナンバーディスプレイに対応するほか、IC留守番電話機能を備える。

□NTTのホームページ
http://www.ntt.co.jp/index-j.html
□ニュースリリース
http://info.ntt.co.jp/news/news99/9905/990513b.html

('99年5月13日)

[Reported by taira@impress.co.jp]