パソコン出荷は過去最高、JEIDA統計

'99年5月12日 発表



 社団法人 日本電子工業振興協会(JEIDA)が12日発表した'98年度の国内パソコン出荷台数は、前年度比10 %増の753万8,000台と、ブームだった'96年度を上回り過去最高となった。出荷額は価格競争の激化で販売単価が下がり、1%減の1兆6,327億円となっている。

 消費低迷と企業の設備投資の伸び悩みで上半期は低調だったが、昨年夏に発売された「Windows 98」を搭載した新機種が下半期の個人消費が拡大。ソニーの「VAIO」やアップルコンピューターの「iMac」などファッション性の高いヒット商品も消費者の購買意欲をかき立てたとみている。

 また'98年度の第4四半期(1~3月)の台数は、前年同期比28%増の241万6,000台で、3四半期連続で前年実績を上回った。出荷額は16%増の5,107億円だった。

□JEIDAのホームページ
(5月12日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.jeida.or.jp/

('99年5月12日)

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