標準価格:99,800円
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セイコーエプソン株式会社は、1/2インチ214万画素CCDを搭載したUSB対応デジタルカメラ「CP-800」を、5月下旬から99,800円で発売する。
CP-800は、本体に専用コネクタを搭載し、付属のケーブルを使用することでUSB接続できるのが特徴。Windows 98のほか、iMacや新G3 Macintoshにも対応する。USBを使用することで、精細モード(1,600×1,200ピクセル、標準圧縮)1枚が約3秒という高速転送を実現した。また、専用コネクタはシリアルインターフェイスも兼ねており、オプションのケーブル(3,000円)を使用してシリアル接続もできる。
筐体デザインは一新され、アルミ合金を使用した真四角に近い形となった。外形寸法は113×35.5×67.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量235gとコンパクトにまとまっている。ズームはデジタルズームのみで単焦点レンズだが、F=2.4の明るいレンズが搭載されている。
画像品質は1,600×1,200ピクセル低圧縮「高精細」、1,600×1,200ピクセル標準圧縮「精細」、640×480ピクセル「標準」の3つのモードのほか、同社独自のソフトウェア拡大処理「Hypict」を使用した1,984×1,488ピクセルの「ハイパーモード」も用意されている。また、音声メモ機能を備えており、画像に最長10秒のコメントをつけることもできる。なお、音声はWAVE形式で記録される。
撮影モードは全て自動設定の「フルオート」、スポーツやポートレートなど撮影シーンに合わせた設定がプリセットされている「プログラム」、手動で設定できる「マニュアル撮影」の3モードが用意されている。特にマニュアル撮影モードでは、コンシューマ向けのデジタルカメラとしてはかなり細かく設定できる。マニュアルフォーカスや、ホワイトバランスを任意に設定したり、露出補正を0.2EV単位で-2.0~+2.0EVの範囲で変更でき、ISOを100/200/400から選べるほか、シャッター速度を1/2~1/750秒まで64段階で切り替えることなどが可能だ。
操作系は一新され、LCDの周りに配置された7つのボタンを使用して、場面に応じた機能を1ボタンで設定できる。
バッテリは、単3型の充電式ニッケル水素電池を2本使用し、液晶使用時に約100枚、ファインダ使用時には約850枚撮影できる。なお、製品パッケージにはニッケル水素電池4本と充電器が同梱されている。
画像設定 | 撮影可能枚数 (8MB CF使用時) | 処理時間 |
---|---|---|
標準 | 120枚 | 2.0秒 |
精細 | 24枚 | 2.6秒 |
高精細 | 12枚 | 3.2秒 |
HYPER | 10枚 | 12秒 |
CCD | 1/2インチ214万画素CCD(有効206万画素) |
ファイルシステム | DCF準拠、DPOF対応 |
レンズ | F=2.4 f=7mm(35mmフィルム換算38mm相当) |
撮影距離 | 50cm~∞(マクロ時:15cm~50cm) |
音声メモ機能 | なし/3秒/5秒/10秒 |
液晶モニタ | 1.8インチ低温ポリシコンTFTカラー液晶 |
□セイコーエプソンのホームページ
http://www.epson.co.jp/
□製品情報
http://www.i-love-epson.co.jp/products/category/camera/index.htm
('99年4月15日)
[Reported by furukawa@impress.co.jp]