メモリースティックにも対応

ソニー、新デザインを採用したVAIO 505ハイエンドモデル

'99年4月3日 発売

標準価格:
PCG-Z505DX オープンプライス(店頭予想価格 35万円前後)
PCG-Z505D  オープンプライス(店頭予想価格 30万円前後)

連絡先:
VAIOカタログセンター
Tel.03-5454-0700


 ソニー株式会社は、新デザインを採用し、メモリースティックに対応したVAIO 505のハイエンドモデル「PCG-Z505DX/Z505D」を発表。モバイルPentium II 333MHzを搭載した「PCG-Z505DX」とモバイルPentium II 266PE MHzを搭載した「PCG-Z505D」を4月3日から発売する。価格は共にオープンプライスだが、店頭予想価格はZ505DXが35万円前後、Z505Dが30万円前後の見込み。なお、従来の505シリーズも併売される。
 モバイルPentium IIの搭載は505シリーズでは初。

携帯電話インターフェイス
が搭載された
 PCG-Z505D/Z505DXは、従来のPCG-505S/SXに比べひとまわり大きな新しいデザインとなった。外観上では円筒形だったバッテリ部分が角形になったのが特徴。重量はやや重くなり約1.58kg。液晶ディスプレイも10.4インチから1,024×768ドット表示可能な12.1インチへサイズアップされたほか、キーピッチも17mmから18mmへ拡大された。なお、液晶ディスプレイは通常のTFT液晶が搭載される。
 インターフェイス類は強化され、メモリースティックスロット、携帯電話インターフェイスを備えるほか、Z505DXは10/100Mbps LANインターフェイスも内蔵される(LANインターフェイス端子は携帯電話インターフェイス端子と共有)。そのほか、タッチパッドが静電容量式に変更され、スピーカーもステレオになった。

 オプションで、大容量バッテリ「PCGA-BPZ52」(45,800円)、i.LINK端子を搭載したポートリプリケータ「PCGA-UPR5」(11,800円)、ポートリプリケータなしでディスプレイを接続可能なディスプレイアダプタ「PCGA-DA5」(5,800円)などが用意される。

【主な使用】
機種名PCG-Z505DXPCG-Z505D
CPUモバイル
Pentium II 333MHz
モバイル
Pentium II 266PE MHz
メモリ(最大)64MB(192MB)
HDD6.4GB
ディスプレイ
(最大解像度)
12.1インチTFT液晶
1,024×768ドット
PCカードType2×1(CardBus対応)
インターフェイスメモリースティック、USB×2(うち1つは専用形状で付属のアダプタで通常コネクタに変換)、i.LINK×1、モデム(V.90/K56flex対応)、デジタル携帯電話端子、10/100Mbps LAN(PCG-Z505DXのみ、デジタル携帯電話端子と共通)、ポートリプリケータ専用端子、IrDA 1.1、ヘッドホン、マイク
バッテリ駆動時間標準:1~1.5時間
大容量:3.5~5時間
標準:1~1.5時間
大容量:3.5~6時間
本体サイズ
(幅×奥行き×高さ)
275×226×22mm
重さ約1.58kg(Mバッテリ装着時)

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/index-j.html
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/soj/CorporateInfo/News/199903/99-033/index.html
□製品情報
http://www.sony.co.jp/ProductsPark/Consumer/PCOM/PCG-Z505/index.html

('99年3月18日)

[Reported by taira@impress.co.jp]


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