米Intel、Pentium III用のCPUクロック判別ソフトを公開
'99年3月15日(現地時間) 公開
米Intelは15日、Pentium IIIとPentium III Xeon向けのCPUクロックを判別する「Intel Processor Frequency ID Utility」を公開した。日本語を含む各国語版があり、ファイルの容量は約1.3MB。Windows 98およびWindows NT 4.0で動作する。
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Pentium IIIでの動作例 |
それぞれのCPUが持つ工場出荷時の「本来のCPUクロック」を調べるユーティリティで、販売店やエンドユーザーレベルでリマーク品(本来のクロックよりも高いクロックのように見せかけた製品)のチェックが可能になるという。現在使用中のPCでこのソフトを実行させることで、Intelが保証する「期待される周波数(Expected Frequency)」と「実際の周波数(Reported Frequency)」が表示され、前者より後者のほうが大きい値になった場合はリマーク品と判断することが可能になる。
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Celeronでの動作例 |
なお、このユーティリティは、Pentium IIIおよびPentium III Xeon用専用で、CeleronやPentium IIなどで動作させると、“テストしたIntelプロセッサは、Intel Processor Frequency ID Utilityではサポートされていません”というメッセージのみ表示される。
□米Intelのホームページ(英文)
http://www.intel.com/
□ダウンロードページ(英文)
http://support.intel.com/support/processors/tools/frequencyid/freqid.htm
('99年3月16日)
[Reported by fumitake@impress.co.jp]
ウォッチ編集部内PC Watch担当
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