富士ゼロックス株式会社は、B4対応のカラーインクジェットプリンタ「Jet Wind 310C」を発売した。価格は42,800円で、対応OSはWindows 95/98。

　従来機種「Jet Wind 300C」の後継モデルにあたり、筐体色がシルバーメタリックとなった。価格は据え置きで、スループットが約30％高速になったほか、画質の向上を図った。同梱の3色カラーインク、ブラックインク利用時の解像度は400×400dpi。カートリッジを別売のフォトインク（2,000円）に変更すると、解像度が800×800dpiに向上する。インクドロップ量は20pl（従来36pl）に少量化され、従来より粒状感の少ない画質となったという。

　印刷速度は、A4サイズの場合、カラーが0.8枚／分、モノクロが4枚／分、フォトインク利用時が0.3枚／分。付属のプリンタドライバは、B4サイズ16枚（縦4枚×横4枚）分の大きさの大判ポスターなどが印刷できる「拡大連写機能」や、見開きの冊子を作成する場合、ページを自動的に揃える「ブックレット印刷機能」などが追加された。

□富士ゼロックスのホームページ
http://www.fujixerox.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.fujixerox.co.jp/release/990311.html

('99年3月12日)

[Reported by shiina@impress.co.jp]