写真は開発中のもの

　起動時間2秒、シャッター間隔1秒以下と高速な動作を実現し、4コマ／秒の連続撮影にも対応する。撮影サイズは1,600×1,200/800×600ピクセルの2モード、画質はファイン／ノーマル／ベーシックの3種類が選択できる。記録媒体は3.3Vのスマートメディアで32MBまで対応し、ファイル形式はDCF。撮影後に、1,600×1,200ピクセルから800×600ピクセルへ画像サイズを縮小することも可能。

　撮影機能として、上下左右の4エリアを指定してオートフォーカスと露出補正を行なえる機能や、4秒/8秒の長時間露光機能、16分割マルチ連写機能、デジタル2倍ズームなどを備える。レンズ部分には、電源と連動するレンズバリアを装備する。バッテリは専用のリチウムイオンバッテリ（5,000円）で、1本が同梱される。充電は付属のACアダプタと本体で行ない、約8時間でフル充電できる。撮影可能枚数は200枚以上。

　パソコンとのインターフェイスはUSB、シリアル。接続キットは別売で、USB、シリアルが別パッケージでそれぞれ7,000円となっている。Windows/Macintosh両対応で、USBの対応機種は、Windows 98、新Power Macintosh G3、iMac。オプションとして、専用バッテリが1時間で充電できる急速バッテリチャージャー（価格未定）、32MBスマートメディア（15,000円）も用意される。

【主な仕様】
・CCD：1/2インチ214万画素インターライン方式
・ファイル形式：DCF
・レンズ：f=7.4mm（35ミリカメラ換算40mm）
・絞り：F3.2/F8（自動切り替え）
・撮影範囲：約50cm～（マクロ時 約10cm～50cm）
・ホワイトバランス：オート／マニュアル4ポジション切り替え
・露出制御：プログラムAE
・シャッタースピード：1/4～1/1000秒
・感度：ISO100相当
・ストロボ：オート、赤目軽減、発光禁止、強制発光、スローシンクロ
・液晶ディスプレイ：1.8インチHAST液晶
・本体サイズ（幅×奥行き×高さ）：112×42×68mm
・重量：約240g

□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/1999_03/pr_j0901.htm
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('99年3月9日)

[Reported by shiina@impress.co.jp]