ソニー株式会社は、Pentium III 500MHzを搭載したマイクロタワー機「VAIO PCV-S720」、液晶デスクトップ機「VAIO PCV-L700/BP」を発表。3月6日より販売開始する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は両機種とも35万円前後。

　「PCV-S720」はマイクロタワー筐体を採用した、DTV編集向けの機種で、従来機PCV-S710の後継機にあたる。PCV-S710との違いは、CPUにPentium III 500MHzを搭載したこと、HDD容量が15.1GBに増えたこと、バンドルソフトのAdobe Premiereが最新バージョン（ver. 5.1日本語版）に変更されたことの3点。

　「PCV-L700/BP」は2月18日に発表されたVAIO Lシリーズの最上位機にあたる。メモリは標準64MB（最大256MB）、HDDは約10.8GB、最大24倍速のCD-ROMドライブを内蔵。液晶ディスプレイは14.1インチTFT（1,024×768、1,677万色）。
　既発表のL300/BP、L500/BPと同様に、本体前面にType2のPCカードスロットとメモリースティックスロットを装備し、ソフトウェアは、Excel 97/Word 98/Outlook 98などが標準添付されている。PCIバスは2基備えるが、初期状態で2基とも使用されている。

　なお、両機種ともi.LINK端子を備え、ほかのi.LINK端子を備えたVAIOと接続する「Smart Connect」機能に対応している。

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/index-j.html
□PCV-S720製品情報
http://www.sony.co.jp/ProductsPark/Consumer/PCOM/MicroTower/PCV-S720/
□PCV-L700/BP製品情報
http://www.sony.co.jp/ProductsPark/Consumer/PCOM/PCV-L500/

('99年3月2日)

[Reported by hiroe@impress.co.jp]