SE-U33HUB

　オンキョー株式会社は、USB対応のオーディオデバイス「WAVIO Sound Engine」を4月下旬に発売する。インターフェイスにUSBを採用することで、高音質なWAVEファイルの録音・再生、MIDIファイルの再生が行なえるのが特徴。USBハブのないSE-U33（14,800円）と、3ポートのUSBハブを内蔵するSE-U33HUB（19,800円）の2製品が用意される。対応OSはWindows 98のみで、CPUはMMX Pentium 166MHz以上が必要。

　S/N比は96dB以上と高く、同社のISA用サウンドボードに比べて10dB以上向上した。入出力端子は、RCAピンジャックのステレオ入出力をそれぞれ1つと、マイク端子を2つ（3.5mm、モノラル）備える。付属のソフトウェアMIDIはGS対応で、パート数最大16トラック、最大発音数256音で再生できる。

　USBインターフェイスからの電源供給のみで動作するため、外部電源が必要なく、ノートPC用の外部音源としての利用も可能。USBハブ搭載のSE-U33HUBのみ、セルフパワーモード用にACアダプタが付属する。本体サイズ（幅×奥行き×高さ）は130×29.6×90mmで、2モデル共通。

　同梱ソフトとして、CD、MIDI、MP3、WAVEの再生と、WAVEの録音が行なえる「WAVIOプレーヤ」が付属する。また、MIDIの伴奏に音声ファイルを同期して再生できる「Web Audio」に対応したソフトも付属する。「Web Audio」の対応プレーヤは無償配布される予定で、作成したファイルはWeb上でストリーミングメディアとして公開できる。

□オンキョーのホームページ
http://www.onkyo.co.jp/menu/menu_j.html
□ニュースリリース
http://mmc.onkyo.co.jp/usbnews1.htm

('99年2月25日)

[Reported by shiina@impress.co.jp]