JEIDA、フラットパネル用デジタルインターフェイス標準規格を発表

'99年2月18日 発表



 日本電子工業振興協会(JEIDA)は、液晶ディスプレイなどのフラットパネル用デジタルインターフェイスの標準規格をJEIDA-59-1999として制定した。22社が参加するデジタルモニタインターフェース標準検討WGによって策定されたもので、正式名称は「デジタルモニターインターフェース標準バージョン1.0」。英名は「Digital Interface Standards for Monitor version 1.0」で、略称は「DISM」とされていたが、類似先願商標が存在したため、現在検討中という。

 今回の規格では、複数のデジタル伝送方式(TMDS方式、LVDS/LDI方式、GVIF方式)を採用し、ピンレイアウト、コネクタ、信号規格などを定義することで、各方式内での互換性を確保した。プラグ&プレイ対応で、ケーブル長は10mまで(USBオプション利用時は5mまで)対応する。なお、従来発売されていたデジタルインターフェイス採用の液晶ディスプレイとは互換性がなく、対応製品が必要となる。

□JEIDAのホームページ
http://www.jeida.or.jp/
□ニュースリリース
http://www.jeida.or.jp/dism/

('99年2月19日)

[Reported by shiina@impress.co.jp]


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