IDC、'98年の世界パソコン市場調査を発表
西ヨーロッパ、米国が好調

'99年2月4日発表


 米IDC(International Data Corporation)は4日、'98年の世界市場および米国内におけるパソコン出荷台数を発表した。

 今回の発表によれば、世界市場において年間トータルでは9,000万台弱で、'97年に比べ12%増を記録した。特に第4四半期に大幅な伸びを示しており、第4四半期だけで2,730万台、前年同期比15%増、前期比23%増となっている。好調な地域は米国、西ヨーロッパで、経済的不調に陥っている日本、アジア、東ヨーロッパの落ち込みをやや相殺する形となっている。

 また、各パソコンメーカーのシェア比率も同時に発表された。
 これによれば、米国内においてトップシェアを獲得したのはCompaq Computerで、16.7%。続いてDell Computerの13.2%、Gatewayの8.4%、IBMの8.2%、Hewlett-Packardの7.8%となっている(その他45.7%)。世界市場でもトップはCompaq Computerで14.8%。2位はIBMの8.8%で、続いてDell Computerの8.5%、Hewlett-Packardの6.4%、Packard Bell NECの4.2%(その他57.3%)。
 同社リリースによれば、米国市場ではトップメーカーによる占有傾向が強まっており、特にDell ComputerとGatewayの成長が目立ったという。

□米IDCのホームページ
(2月4日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.idc.com/
□IDC Japanのホームページ
(2月4日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.idg.co.jp/IDC/
□日本電子工業振興会(JEIDA)のホームページ
http://www.jeida.or.jp/
□ニュースリリース
http://www.jeida.or.jp/toukei/pasocon/h10/3q/index.html

('99年2月4日)

[Reported by funatsu@impress.co.jp]


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