ソニー、ツァイスレンズ搭載の211万画素サイバーショット

'99年4月1日 発売

標準価格:115,000円

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 ソニー株式会社は、211万画素1/2インチCCDとカールツァイス“ディスタゴン”レンズを搭載したデジタルカメラ「サイバーショット DSC-F55K」を4月1日に発売する。価格は115,000円、Win/Mac兼用の接続キットが9,800円。本体には、リチウムイオンバッテリとACアダプタ、4MBメモリースティックが付属する。
 なお、記憶媒体はメモリースティックのみで初の専用機となる。新たに16MB容量の製品も発売された。価格は7,700円。

 デザインは従来のサイバーショットを踏襲したもので、本体サイズは103×48×79.1(幅×奥行き×高さ)mm、約300g(バッテリ、メモリースティックなど含む)。光学ファインダーはなく、液晶モニタのみ。透過式と反射式の両方の機能を持つハイブリッドLCDを採用し、屋内外を問わず画像が確認できるとしている。
 バッテリは充電池で、駆動時間は液晶バックライトON時で約50分、バックライトOFF時で約1時間としている。

 レンズは回転式で、35ミリ換算で37mm相当の単焦点。CCDは1/2インチ211万画素で原色フィルタ、インターレーススキャン。出力解像度は1,600×1,200、1,024×768、640×480ピクセル。メモリースティックへの記録形式は先日JEIDAから発表された共通規格DCFに準拠、またプリントマーキング方式はDPOF規格に準拠している。

 またMPEG-1による動画と音声が記録可能。画像は320×240ピクセルのプレゼンテーションモードと、160×112ピクセルのビデオメールモードが切り替え可能。ビデオメールモードで連続60秒まで、16MBメモリースティックに最大約10分40秒記録できる。

 一般市場向けのデジタルカメラとしては初の200万画素級CCD搭載機の発表であり、カールツァイスレンズ、メモリースティックと魅力的なポイントも多く、春のデジタルカメラ市場では台風の目となると予想される。

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/index-j.html
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/soj/CorporateInfo/News/199901/99-014/index.html
□製品情報
http://www.sony.co.jp/ProductsPark/Consumer/DSC/DSC-F55K/index.html

('99年1月28日)

[Reported by date@impress.co.jp]


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