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ソニー・コンピュータエンタテインメント（SCEI）と同社米国法人が現地時間の27日、Connectixのプレステエミュレータ「Virtual Game Station」に関して、PlayStationに関するソフトウェアの著作権と知的所有権を侵害されたとして、Connectixに対してソフトの生産中止と損害賠償を求める訴えをサンフランシスコの連邦地裁に提出したとの報道が一部通信社により流れている。この件に対してSCEIに取材したところ「27日の段階でそのような事実はない」としながらも、「現在、著作権の訴訟に関しては検討中である」という返答を得た。また、これから提訴する可能性に関しては「検討中なのでお答えできない」としている。
Virtual Game Stationは、1月5日から3日間のあいだ開催されたMACWORLD Expo/San Franciscoに登場したPlayStationのエミュレータソフト。Apple暫定CEOのSteve Jobs氏による基調講演で発表され、会場でも49ドルで販売されたこともあり、大きな反響を呼んだ。Connectixによれば、会場だけで3,000本以上販売されたという。
“SCEIが訴訟を起こすのではないか？”という憶測はMACWORLD Expo会場でも飛び交っており、同社の動向が注目されていた。
□ソニー・コンピュータエンタテインメントのホームページ
（1月28日現在、この件に関する情報は掲載されていない）
http://www.scei.co.jp/index-s.html
□Connectix「Virtual Game Station3,000本以上販売」のニュースリリース（英文）
http://www.connectix.com/html/PressReleases/jan99/CVGS_macworld.html
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【1月7日】矢作 晃の展示会場レポート Show Special! $49.00で販売中の「VIRTUAL GAME STATION」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990107/macw09.htm
('99年1月28日)
[Reported by funatsu@impress.co.jp]