写真のDVカメラとドッキングステーションは別売です

　ソニー株式会社は、本日発表されたモバイルPentium IIを搭載したA4ファイルサイズのVAIOノート2機種を発表した。2月上旬より順次出荷される。2機種ともデジタル動画入出力/編集ソフト「DVgate motion Ver.1.2」を搭載しており、オプションのドッキングステーションを接続することでDV動画編集が可能。また、21日に発表された新シリーズ同様、i.LINK経由のファイル転送機能「Smart Connect」などを備える。

　サイズは共通で、297×236.5×37.6～46（幅×奥行き×高さ）mm、約2.7kg（バッテリ1個、CD-ROMドライブ搭載時）。

●PCG-888:CD-Rドライブ標準搭載の最上位機
・オープンプライス
（店頭予想価格50万円前後）
・2月27日発売

　VAIOノートの最上位機種にあたり、CD-Rドライブの標準搭載が最大の特徴。その他の仕様もモバイルPentium II 366MHz、13.3インチ1,024×768ドットTFT液晶、メモリ96MB、HDD 8.1GBと最上位機種にふさわしい仕様となっている。バッテリ駆動時間は標準で約2～4時間、セカンドバッテリ搭載時で約4～8時間。

●PCG-887:DV動画編集可能な中堅機
・オープンプライス
（店頭予想価格38万円前後）
・2月6日発売

　モバイルPentium II 333MHzを搭載する。DV動画編集が可能なA4ファイルサイズVAIOノート3機種の真ん中にあたる。そのほかの仕様は、13.3インチ1,024×768ドットTFT液晶、メモリ64MB、HDD 6.4GB、24倍速CD-ROMと、下位のPCG-885と共通。バッテリ駆動時間も、標準で約2.5～4.5時間、セカンドバッテリ搭載時で約5～9時間と変わらない。
　PCG-885はCPUがモバイルPentium II 300MHz（300PEではない）で、店頭予想価格の差は約6万円程度とみられ、選択に迷いそうだ。

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/index-j.html
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/soj/CorporateInfo/News/199901/99-012/index.html

('99年1月26日)

[Reported by date@impress.co.jp]