松下、Pentium II 333MHzを搭載したLet's note

'99年2月12日より順次

標準価格:オープンプライス

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 松下電器産業株式会社は、B5ノートPC「Let's note S/51シリーズ」に、モバイルPentium II 333MHz搭載「Let's note/S51E(CF-S51EXJ8、以下EXモデル)」、モバイルPentium II 266MHz搭載「Let's note/S51E(CF-S51EJ8、以下Eモデル)」の2モデルを追加した。いずれものモデルもオープンプライスだが、実売価格はEXモデルで従来モデルと同程度(30万円台後半)、Eモデルでは30万円を切る価格を目指したいとしている。発売はEXモデルが3月5日、Eモデルが2月12日。

 筐体などの基本的な部分は、EXモデルでCPUがPentium II 333MHzに、HDDが6.4GBにそれぞれ強化された以外'98年11月に発表された「Let's note/S51」と同じ。大きな変更点は、従来標準添付だった「I/Oボックス」がオプション(12,000円)となったところ。これについては、「現在は、USB周辺機器が出揃ってきたため、I/Oボックスを必要としない人も増えた。そのためオプションにすることで本体の価格を下げた」としている。

 またEXモデルについては、パッドのドライバが新しくなり「スマートポインターII」となり、「キープスクロール」が加わった。この機能は右と下端に設けられているスクロール部分を端までなぞって、そこで指を止めるとスクロールし続ける機能。なお、このドライバは同社のWebでも公開される予定となっている。

【主な仕様】
CF-S51EXJ8CF-S51EJ8
CPUモバイルPentium II 333MHzモバイルPentium II 266MHz
2次キャッシュ内部256KB外部512KB
メモリ64MB(最大128MB)
HDD6.4GB4.3GB
液晶ディスプレイ11.3インチ TFT(1,024×768ドット、1,677万色)
PCカードType2×1(CardBus/ZVポート対応)
モデム内蔵56kbps(K56flex/V.90)
バッテリ駆動時間約1.3時間
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
270×215×25.8mm
重量
(バッテリパック搭載時)
1.41kg1.38kg
ポインティングデバイススマートポインター IIスマートポインター
インターフェイスUSB×1、外部FDD・I/Oボックスコネクタ、
IrDA、マイク入力、ヘッドホン出力、モジュラージャック

□松下電器のホームページ
http://www.panasonic.co.jp/panasonic-j.html
□ニュースリリース
http://www.panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn990126-1/jn990126-1.html
□関連記事
【'98年11月9日】松下、Let's noteシリーズを一新、3機種4モデルを発売
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/981109/pana.htm

('99年1月26日)

[Reported by furukawa@impress.co.jp]


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