デジタルカメラの出荷台数は234万5千台、今年度は300万台に

'99年1月22日 公開



 社団法人 日本電子工業振興協会(JEIDA)は、外資系メーカーを含む20社の協力をもとに、デジタルカメラの出荷実績調査をまとめた。

 それによれば、平成9年度('97年4月~'98年3月)の出荷実績は234万5千台、金額で約834億6千万円としている。平成10年上半期('98年4月~9月)は155万9千台、約701億4千万円と伸びており、平成10年度全体では300万台、1千億円を上回ると予想している。また、今後も市場は拡大を続けるとの見通しも明らかにした。

 また、JEIDAのディジタルスチルカメラ技術委員会では、デジタルカメラ同士や、デジタルカメラとプリンタ間でデータを交換する際に必要なファイルシステムの規格を制定した。この規格は「Design rule for Camera File System(DCF)」と呼ばれ、メモリカードなどのメディア内に画像ファイルを記録する際のディレクトリ構造やファイル名などが規定されている。DCFの詳細については2月ないし3月に行なわれるセミナーで公開される予定。

【お詫びと訂正】
 1月22日付け誌面に置きまして、DCFがOPDFをベースにしたと推測できる旨の記載がありましたが、これは事実ではありませんでした。お詫びして訂正いたします。

□JEIDAのホームページ
http://www.jeida.or.jp/
□ニュースリリース
http://www.jeida.or.jp/committee/dsc/press19990122.html

('99年1月22日)

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