米Intelは、Celeronシリーズの上位機種400MHz版と366MHz版を発表した。ベースクロック66MHz、32KBの1次キャッシュ、128KBの2次キャッシュの内蔵など、従来の333/300A MHz版の構成を引き継いでいる。400MHz版のCPUコアはベースクロックの6倍、366MHz版は5.5倍で動作する。
パッケージは従来のSlot 1対応のSEPPに加え、370ピンのPPGAも用意される。これはSocket 370の名称で、昨年秋のCOMDEX Fallで登場したもの。1,000個ロット時の単価は、400MHzのSEPPが166ドル、PPGAが158ドル、366MHzのSEPPが131ドル、PPGAが123ドル。
【1月6日追記】日本国内での1,000個ロット時の単価は、400MHzのSEPPが20,290円、PPGAが19,320円、366MHzのSEPPが16,020円、PPGAが15,040円と発表された。
また、クライアントPCなど低価格システムでの使用を目的としたチップセット「440ZX」も正式に発表された。こちらは1万個ロット時の単価が35ドルとなっている。また、このチップセットを搭載したMicro ATXフォームのマザーボード「BI440ZX」も同時に発表された。いずれも、'98年12月上旬に開発者向けサイトで情報を公開済み。
なお、Celeron 400MHz、440ZXチップセット搭載マザーボードとも、正式発表以前に秋葉原店頭での販売が確認されている。
□Intelのホームページ(英文)
http://www.intel.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/dp010499.htm
□ニュースリリース(和文)
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press99/990105.htm
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【'98年12月28日】AKIBA PC Hotline!
「Celeron 400MHzと440ZXマザーが同時に販売スタート」
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370ピンソケット対応Intelマザー「BI440ZX」がひっそりとデビュー
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/981202/hot017.htm
【'98年12月1日】Intel、440ZXの概要を開発者向けWebで公開
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/981201/intel.htm
('99年1月5日)
[Reported by date@impress.co.jp]