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　株式会社アイ・オー・データ機器は、容量を2分割して2台のドライブとして使用できるMulti Drive機能を搭載した外付け型Ultra SCSI HDDを発表。8.4GBの容量を持つ「HDVS-UM8.4G」（49,800円）と、4.3GBの容量を持つ「HDVS-UM4.3G」（37,000円）が用意され、ともに12月下旬から発売される。対応機種は、PC/AT互換機、PC98-NX、PC-9821とMacintosh。

　HDVS-UM8.4/4.3Gは、同社が開発したMulti Drive機能により、IDEドライブをSCSI変換して容量を2分割し、2台の物理的なSCSIドライブとして使用できる。分割の割合は1:1で、それ以外の割合にする事はできない。SCSI IDは2台で連続したIDを使用する。背面のロータリースイッチにより、ドライブの順番を入れ換えることができるほか、片側のみを認識させたり、すべての容量を1台のドライブとして使うこともできる。

　同社では、用途の例としてブートドライブとして使用し、Multi Drive機能を利用することで、2つのドライブに異なるOSをインストールしたマルチOS環境を実現したり、ユーザーごとに環境を切り換えるなどを挙げている。

□アイ・オー・データ機器のホームページ
http://www.iodata.co.jp/index.htm
□ニュースリリース
http://www.iodata.co.jp/news_rel/199812/4_280.htm
□製品情報
http://www.iodata.co.jp/products/hdd-scsi/hdvsum.htm

('98年12月7日)

[Reported by taira@impress.co.jp]