■筆王 Ver.3.0 | |
ふたつのユーザーインターフェイスを用意 | |
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● 使用レポート ユーザーインターフェイスが、Webブラウザライク(ハイパーテキストライク)な「標準モード」と、筆王Ver.2.0ライク(要するに普通のWindowsソフトらしいユーザーインターフェイス)な「互換モード」の2種類用意されている。Windowsの操作に慣れた人なら互換モードのほうが使いやすい気がするだろうが、作業の流れに沿ったメニューで作られている標準モードもなかなか便利だ。 住所録に搭載されている、筆王独自の「姓名辞書」は非常に優れた機能。姓、名ともにかなを入力すると、候補がずらりと表示される。たとえば「やま」なら「山田」から「山崎」、「大和屋」なんて名前まで候補に並び、「やました」までかなを入力すれば漢字違いで6つにまで候補が絞られる。IMEでは変換しづらい字が姓名には多いため、この機能はたいへん助かる。ほかに電話番号辞書や7桁でも5桁でも、両方から引くことができる郵便番号辞書も搭載しており、住所録の使いやすさはピカイチだ。
文面の作成機能は標準的なもの。3,000点の収録素材から絵柄を選べるほか、イラストの加工用に「簡単グラフィックエディタ」というソフトが付属している。また、Windows版には、写真入りシール作成ソフト「プリ王2」が付属する。 |
● 宛名書き面 スクリーンショット | ● 裏面 スクリーンショット |
● 和文フォント例 | ● クリップアート例 |
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('98年11月26日)
[Reported by PC Watch編集部]