シャープ株式会社は、シューティングスタイル（横型）で最軽量のDVカメラ「液晶デジタルビューカムPD」を、11月9日に発売する。価格は、230,000円。同時発売のアクセサリキットは2種類用意され、標準の「VR-KTP300」が25,000円、撮った静止画をシールプリントできるプリントベース付きの「VR-KTP3P」が36,000円となっている。

　本体重量が500gと、シューティングスタイルで最軽量となるほか、アクセサリキットに付属する標準バッテリで最大3時間40分（ファインダ利用時）の撮影が可能。CCDは1/3インチの66万画素となっている。ズームは光学10倍で、デジタルズームと併用すれば最大40倍となる。また、新たに「デジタルガンマ回路」を搭載し、黒つぶれ部分だけを明るく補正することで、逆光時の画質が向上したとしている。

　「VR-KTP3P」に付属するプリントベースは、撮影した映像の好きなシーンを切手サイズのシールにできる。解像度は288dpi。シートインクカートリッジ「VF-IK100」は、45枚入りで価格は1,800円。パノラマ写真が印刷できるワイドプリント用の「VR-IK200」も用意される。30枚入りで価格は1,800円。

　オプションのパソコン接続キット「ピクスラボ」を使えば、デジタルで静止画の取り込みができる。カメラとPCとの接続は、付属のシリアルケーブルで行なう。対応OSはWindows 95/98/NT 4.0で、価格は14,800円。

□シャープのホームページ
http://www.sharp.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/sc/gaiyou/news/981019.htm
□製品情報
http://www.sharp.co.jp/sc/eihon/pd3/text/index.html

('98年10月20日)

[Reported by shiina@impress.co.jp]