一般市場向けとしては世界初
1,920×1,200ドットでの3Dアクセラレーションに対応

Number Nine、32MBメモリ搭載の一般向けビデオカード

'98年8月24日(現地時間) 発表


 米Number Nine Visual Technology(Number Nine)は24日(現地時間)、同社のビデオカード「Revolution IV」シリーズにビデオメモリ32MB版のモデルを追加することを発表した。対応インターフェイスはAGP。一般向け製品として位置づけられており、推定小売価格は219ドル以下になるという。米国では9月より出荷予定。Number Nineによれば、32MBのメモリを搭載した一般市場向けビデオカードは世界初。

 既に発表済みのビデオメモリ16MB版(推定小売価格169ドル以下、国内価格24,800円)の上位モデルに当たる製品で、ビデオチップはこれまでと同じTicket to Ride IVが採用されている。対応する解像度や搭載しているビデオメモリの種類などの詳細仕様は明らかにされていないが、メモリの増加によって3D描画機能が強化されているという。主な強化点としては、新たに1,920×1,200ドット時の3Dアクセラレーションが可能になった点や、巨大なテクスチャイメージを使用してもメインメモリ負荷が増加しない点などが挙げられている。

□Number Nine Visual Technologyのホームページ(英文)
http://www.nine.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.nine.com/press/aug24_98.html
□関連記事
【8月11日】#9「Revolution IV」ビデオカードを国内発売
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980811/revo.htm

('98年8月25日)

[Reported by suzuki-k@impress.co.jp]


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