松下電器、DVD-RAMドライブに不具合

'98年7月27日 公開

連絡先:
P3カスタマーサポートセンター
Tel.03-3834-2921

 松下電器株式会社は、同社のDVD-RAMドライブLF-D100J/101Jに不具合があることを明らかにした。不具合が発生するのは「UDF形式でディスクをフォーマットした場合の特定状況下のみ」で、常に発生するものではないとしている。

 同社によれば、不具合はファイルやフォルダの名前を変更すると、ファイルやフォルダが消えてしまう場合があるというもの。これはLF-D100J/101Jに添付されたSoftware Architectsのドライバ「Write DVD! Ver1.00」の不具合によるもので、Software Architectsのホームページではこの不具合を解消した「Write DVD! Ver1.01」が公開されている。

 また、ロングファイルネームと通常のファイルネームを混在させて使用するとファイルのコピーや移動が正常にできない事がある。これはDVD-RAMのUDFファイルシステムの仕様上の制限によるもので、現在関係団体のOSTA(Optical Storage Technology Assosiation)により検討されているとしており、現状ではロングファイルネームを使わないことしか対策はない。なお、FAT16形式でフォーマットしたディスクではこの現象は起こらないとしている。

□松下電器のホームページ
http://www.panasonic.co.jp/
□松下電器のDVD-RAMの不具合に関するページ
http://www.panasonic.co.jp/pd/download/wdvd101.htm
□「Write DVD! Ver.1.01」ダウンロードページ
http://www.softarch.com/us/dvd/wdvd_form-j.html
□関連記事
【'97年10月30日】「松下、初の一般市場向けDVD-RAMドライブとディスクを同時発表」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/971030/dvd.htm

('98年8月5日)

[Reported by taira@impress.co.jp]


【PC Watchホームページ】


ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp